この記事では貫通ドライバーの使い方や注意点、おすすめのドライバーについて解説します。
ドライバーを使っていてネジが固すぎて回らなかったり、無理に回そうとしてなめてしまったことはありませんか?
貫通ドライバーはそんな固着したネジや錆びたネジに有効で高確率で緩めることができます。
使い方やコツを覚えておくと、作業の時間短縮に繋がるのでぜひ最後まで読んでいってください。
貫通ドライバーとは
貫通ドライバーは先端からグリップエンドまで1本の芯が通っているドライバーです。
これが固着したネジや錆びたネジに有効で、芯が通っていることによってハンマーで叩くことができます。
ハンマーで叩くとドライバーをネジにしっかり食い込ませることができるので力をかけてもなめにくくなります。
本来は叩いて使うものではないですが、普通のドライバーだと力が逃げて滑ってしまうことがよくあります。
メーカーも叩いて使うのは推奨しておらず、叩いて使う用でショックドライバーという専用工具が出されています。
ですが固着したネジ等に対して叩いて使うのは非常に有効であり、実際に緩むのでメーカーもその辺を考慮したうえで製造されているのだろうと思います。
ショックドライバーは叩くと先端が回るようになっています。
貫通ドライバーの使い方
まずネジ部分に潤滑油をふっておき、貫通ドライバーを叩いてしっかり食い込ませます。
そして力いっぱい押さえつけながら回します。
ボルスター付きであれば効率よく力をかけられるので緩められる確率があがります。
緩みそうになかったら、叩くと同時に回す方向に力をかけるのも効果的です。
ショックドライバーでも良いのですがショックドライバーは叩くと回る仕組みになっているため、しっかり食い込んでなくても先端が回ってなめてしまいます。
コツはいりますが手動でやるほうがネジの頭を潰さずに済みます。
完全になめてしまったらもうドライバーでは回らないのでエキストラクターを使う等、別の方法を考えましょう。
なめてしまうと手間がかかるのでなめさせないように慎重に、ショックドライバーはどうしても緩まない時に使うのがいいと思います。
最後に
貫通ドライバーは固着したネジ等に対して有効で多くの場面で活躍します。
上記を意識すれば高確率で緩められます。
他にも簡易的な聴診器代わりに使ったり、もちろん普通のドライバーとしても使えるので是非揃えて使ってみてください。
おすすめ貫通ドライバー
最後まで読んで頂きありがとうございました。