部品洗浄にはサンエスK1。使い方と注意点を解説

サンエスK1の使い方
サンエス K-1 洗浄

部品洗浄、、、

レストアや整備で必ず出てくるこの作業。

簡単に取れる汚れであれば気持ち良く作業できるけど、頑固な汚れに直面した時はもう絶望ですよね。

取れにくいエンジン回りやブレーキ回りのスラッジ、油汚れに最適なので是非使ってみて下さい。

目次

サンエスK1の使い方

サンエス 汚れ

サンエスK1は水に溶かして使う強力な合成洗剤です。

シリンダー、キャブレター、ブレーキ回り等で実際に使ってますが、油汚れやカーボンに対して効果抜群でほんとに気持ちよく汚れが取れます。

使い方は、

  1. ケースにサンエスK1を入れる。
  2. 水、又はお湯で溶く。
  3. 部品投入。
  4. 部品を出して水洗い。

これだけです。簡単でしょ?

簡単に使え、ちゃんと汚れも取れてしかも安い。

まさにサンデーメカニックに無敵のアイテムです。

普通に使っても十分汚れは取れますが、濃度や温度で効果が変わってきますので効率よく使っていきましょう。

サンエスK1濃度と温度

サンエス 濃度

サンエスK1の濃度は汚れに合わせて2~6%です。

軽い汚れだとこれ使わなくても、、って思うので大体5%くらいで作るといいと思います。

あと温度。

温度を上げると洗浄能力が格段に上がります。

あまりに高すぎると部品が変形してしまったりするので、60~80℃くらいで漬けてやりましょう。

気持ちよく汚れが落ちますよ。

筆者は給湯器のMAX60℃に沸騰させたお湯を追加しながら漬け込んでます。

サンエスK1の漬け込み時間

漬け込む時間も洗浄に影響します。

短すぎるとあまり取れませんが長時間漬け込みすぎても意味ないです。

それにアルカリ性ですので、アルミなんかだと漬け込みすぎると腐食していきます。

頑固な汚れや何層にも重なったカーボンなんかは長時間置いても残っちゃいます。

一番効率が良いのは温度を保ったうえで1~2時間置きにブラシ等で汚れを落としていく事です

ふやかして、ブラシで落とし、またふやかしてを繰り返す感じでやれば楽に取れていきます。

サンエスK1の注意点

アルミの長時間の漬け置きはやめておいた方がいいという事と、あと素手で触らない事。

実際にアルミを長時間漬けていたら変色してしまいました。

ちなみにゴム製品もあまり良くないみたいですが、筆者はそのまま一緒に漬け込んでます。

今まで問題がおきた事はありませんが心配な方は外しておきましょう。

あと素手で触るとヌルヌルするので手袋は必須です。

すぐ洗えば大丈夫でしたがあまりお勧めはしません。

カーボンや油汚れには効果的ですが、錆や腐食には効かないので他の方法で対処しましょう。

サンエス 洗浄比較

このようにやり方によって落ち方もだいぶ変わるので効率よくやっていきましょう。

油汚れ系であればいろんな所に使えるので試してみて下さい。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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