はじめまして、ハチクロです。
この記事ではソケットレンチ選びで悩んでいる方に向けて、選ぶ基準の解説とおすすめのソケットレンチ、あと必須級の便利ソケットを紹介しています。
ソケットレンチの大きさで悩んでいる
コスパの良いソケットレンチを探している
便利な工具が欲しい
と思っている方はぜひ最後までご覧ください。
ソケットレンチの選び方

ソケットレンチにはハンドルの種類、差込角、ギア数と様々な組み合わせがあります。
ハンドルの種類はお好みとして、差込角とギア数について解説します。
あなたのスタイルにあったソケットレンチを見つけてください。

筆者はショートハンドルの9.5で72~90Tが最強だと思ってます。
差込角
差込角はソケットを挿す部分のことで主に1/4(6.35)、3/8(9.5)、1/2(12.7)を使います。
サイズによってだいたいの範囲が決まっています。
差込角 | 1/4(6.35mm) | 3/8(9.5mm) | 1/2(12.7mm) |
ソケットの範囲 | ~14mm | 6~24mm | 8~32mm |
整備においては3/8でほとんどカバーできますので最初の1本は3/8でいいと思います。
ですがレストアや車の足回り等は錆びついたボルトや固着したボルトがでてきます。
そんなとき3/8では心もとないので1/2でもいいでしょう。
変換ソケットを使えばすべてのソケットを使え便利ですがトルク面から考えると使用に注意が必要です。
ギア数
ギア数は36~72、多いものだと100とかあります。
ギア数は多い方が一コマ進めるのに必要なストロークが少なく済み、狭所でもストレスなく回すことができます。
ギア数が少ない場合一コマのストロークは多くなりますが、ギアの歯がしっかり噛み合うのでギア飛びのリスクが減らせます。
ギア数は多い方が使いやすいですが安価なものだとすぐギア飛びや固着してしまいますので価格面からみたギア数選びも考慮するのがいいと思います。
おすすめソケットレンチ

次におすすめのソケットレンチを紹介します。
画像クリックで商品詳細に進みます。
ASTRO PRODUCTS 3/8DR ラチェットハンドル 36T
固着したボルト等の過度な負荷には耐えられませんが、普段の締め緩めでは必要十分。
とりあえずの1本にいいと思います。
他にも72Tや90T、108T等ありますが、全て早回し専用の工具として過度なトルクはかけないようにと紹介されているので実用で考えると72Tくらいまでがいいと思います。
京都機械工具(KTC) 自動車専用工具 ラチェットハンドル 36T
定番のソケットレンチ。
壊れにくくコスパもいいので他のサイズも揃えて用途で使い分けるのがおすすめ。
ギアが多いのが欲しい方はTONEの72Tあたりもいいでしょう。
Snap-on ラチェットハンドル スタンダードハンドル 9.5mm 3/8 80T
長く使えるプロ用ハンドル。
ギア数が多くてもしっかりしていてさすがハイエンドモデルといった感じ。
KTCのネプロスも有名で回し心地も気持ちいいです。
よく使うサイズのソケットレンチだけでも所持しておきたい工具です。
DEEN クイックツイストラチェット
最後に便利系ソケットレンチの紹介です。
DEENのクイックツイストラチェットです。
これは画期的だなぁと思いました。
グリップを回すとドライブと呼ばれるソケットを付ける部分が回るんです。
おまけに9.5の差込角を外せばビットも装着でき、ハンドルも延長できる。
そんな機能がついているうえにヘッドがコンパクトなので狭所での作業は最強なんじゃないかと思います。
便利ソケット

ラチェットハンドルを選んだら次に絶対に買ってほしいソケットを紹介します。
こちらは高価なものである必要はないので是非揃えてみてください。
エクステンションバー
これはもう間違いなくいります。使います。
エンジンルームや狭所ではハンドルが入らないことも多いのでロングは必須です。
ユニバーサルジョイント
斜めでしかアクセスできないところで使います。
プラグ抜く時なんかで重宝します。
エクステンションバーと組み合わせればアクセスできる幅が広がり作業効率があがります。
首振エクステンションバー
ユニバーサルジョイントではプラプラしてソケットがはめにくいって時は首振りエクステンションバーの出番です。
絶妙な角度でプラプラせずアクセスできます。
常時つけておいても気にならないくらいの大きさなので普段からつけておいてもいいと思います。
クイックアダプター
早回し用のアダプターです。
一度ボルトを緩めたらあとはハンドルを振りながら指でも回すことができるので一瞬でボルトが取れます。
慣れたら手放せなくなります。
以上です。
最後まで読んで頂きありがとうございました。