レストアでは固着したボルトや錆びを相手にすることが多いので工具を酷使しがちです。
そこでコストパフォーマンスの高い工具や、長く使える高品質な工具を紹介したいと思います。
これから揃えようと思っている方はぜひ参考にしてみてください。
基本工具
ソケットレンチ
ソケットレンチは整備で最も手にする工具なのでコストより質重視で。
ソケットレンチは安価なものを選ぶとギア飛びや固着でストレスになります。
力をかけている時にギア飛びで指を詰めたりすることがよくあるので気を付けて下さい。
ハイエンドモデルはギア飛びや固着のリスクが少なく長く使えるのでギア数、差込角を基準に選びましょう。
ドライバー
+ネジは潰れやすいのでドライバーは叩けるタイプの貫通ドライバーをおすすめします。
ネジが硬い時や潰れかけているときに叩いて使います。
アストロプロダクツの貫通ドライバーはボルスター付きで値段もお手頃なのでよく使ってます。
ただ先端はそれほど強くないのでこねたりすると折れます。。。
ボルスター付きはスパナやメガネ、レンチ等の工具をかけられるのでネジにしっかり力を伝えられます。
プライヤー
プライヤーも使う頻度は多いですが高価なものは必要ないかなと思います。
高価なものを選ぶよりロングノーズやベントノーズ等、種類を揃える方が作業効率が上がります。
特にウォーターポンププライヤーは掴める幅も広く、しっかり掴めるので即戦力になること間違いないです。
六角レンチ
六角穴付きボルトはなめやすいので精度の高い六角レンチを選んでください。
精度の悪い六角レンチはネジ頭をなめさせてしまうだけではなく、曲がってしまったり折れたりしてしまいます。
小さいサイズのレンチ程ボルトがなめやすく、柄が折れたりしやすいです。
構造上早回しに向いていないため、作業性を考えるとソケットタイプもおすすめです。
スパナ、メガネ
スパナ、メガネはよく使う工具の一つですが構造がシンプルなのであまりこだわらなくてもいいと思います。
ですがあまりに精度が悪いものだとボルトをなめさせてしまうこともあるので、そこだけ注意が必要です。
あとスパナにラチェットが付いているギアレンチというものがありますが、安価なものはやめておいた方がいいです。
ほぼ高確率でギア飛びしたり、固着したりでラチェットが潰れます。
安価なものでも揃えるとそれなりの価格になるので、揃えるなら信頼のおけるメーカーを選びましょう。